給湯器
お風呂やキッチン、洗面台など、日常生活の中でお湯を使うシーンが多くあると思います。手軽に家の中でお湯を使えるのは、給湯器があるからこそと言えます。
給湯器は10年から15年で交換と言われています。いざ、給湯器を交換しようと調べてみると、膨大な種類の給湯器が出てきます。
それでは、パロマ・リンナイ・ノーリツの給湯器の特徴や魅力、工事総額などをご紹介します。
エコジョーズとは?
給湯器を交換しようと調べると、エコジョーズという単語がよく出てきます。エコジョーズとは、少ないガス量で効率よくお湯を沸かすことができる省エネ性の高い給湯器です。効率がアップすると、ガスの消費量が少なく済むので、環境にやさしくガス料金の節約につながります。
※給湯暖房用熱源機とは数値が異なります。
※¹従来品RUF-V2400AW[5W(BC-60V2接続時) とRUF-E2405W(A)[0.9W] との比較
エコジョーズは、なぜ効率よくお湯が沸かせるの?
今までの給湯器とは違い、排気熱を上手に活用しているからです。
エコジョーズでは、今まで使わずに捨てられていた排気熱を有効活用し、あらかじめ水を温めておきます。そのため、従来よりも少ないガス消費量で効率よくお湯が沸かせるのです。
エコジョーズはどのくらいお得なの?
年間で約18,100円のガス代節約になります。高効率でお湯を沸かすことができるので、ガスの消費量は少なくなります。つまり、その分ガス料金も安くなるということです!給湯器を交換する際には、本体価格だけでなくランニングコストも比較して選ぶと良いでしょう。
給湯器の種類
給湯器と言っても多くの種類があります。
給湯とおいだき機能がついている「ガスふろ給湯器」。これに床暖房機能がついたのが「ガス給湯暖房用熱源機」です。他にも給湯のみの「ガス給湯器」や、お風呂に水をはり温める「ガスふろがま」などがあります。
このように、給湯器には多くの種類があります。給湯器を交換する際には必ず、今の給湯器の種類が何かを確認し、求める機能がついている給湯器に交換するのが良いでしょう。
給湯器の号数とは?
号数とは、給湯器の能力を表す際に使われます。
水温+25℃のお湯が1分間に出る量(L)のことを号数と言います。例えば、1分間に24Lのお湯が出せれば24号となります。
号数が大きいほど、一度に多くのお湯を使うことができるので、家族の人数や毎日のお湯の使い方などから最適な号数を選びましょう。
※配管の長さや太さによる抵抗や、蛇口やシャワーヘッドの抵抗で出湯量は大きく制限されます。つまり、1か所の給湯では給湯器が持つ最大能力が発揮できません。
オートとフルオートの違い
ガスふろ給湯器、ガス給湯暖房用熱源機の2つには、湯はり機能が異なるフルオートタイプトオートタイプの2種類があります。
自動湯はり機能のフルオートタイプは、湯はりから追おいだき、保温、たし湯まですべておまかせの全自動です。排水時には、配管のお掃除も自動で行います。
自動湯はり機能のオートタイプは、湯はり、おいだき、保温までが自動で、たし湯もボタン1つ押すだけで一定量のお湯をたすことができます。
家族が多く、入浴時間がバラバラならフルオートタイプ、2人暮らしでお湯を無駄に使いたくない場合はオートタイプというような、家族構成に合わせて機能を選ぶことが、給湯器を交換する際にはとても重要です。
給湯器の設置場所
給湯器の設置場所は、給湯器を交換する上でとても大切です。
既存の給湯器がついていた場所に、そのまま取り付けるのであれば問題はありませんが、位置を移動させるとなると様々な制約が出てきます。
戸建て住宅と集合住宅では大きな違いが出てきますので、戸建て住宅と集合住宅の設置タイプを図でまとめました。
暮らしに必要なお湯をつくる給湯器ですが、種類が多くあるため、給湯器を交換する際にはどれを選べば良いのか迷いがちです。リライズでは、給湯器に精通しているスタッフが、給湯器を直接確認し、どのタイプの給湯器が適しているのかを調査し、ご提案させていただきます。
もちろん、床暖房をとり入れたい場合や、おいだき機能がほしいといったご相談にも対応させていただきます。
給湯器を交換してから10年以上経過している方や、お風呂のリフォームをお考えの方は、給湯器の交換も検討されてみてはいかがでしょうか?