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トイレリフォーム ~壁紙の選び方・機能性や費用~
- 投稿日:2023年 5月19日
- テーマ:リフォームコラム
トイレは家の中で使用頻度が高く、必然的にカビなどの汚れが多く発生しやすい場所です。
湿気が原因で壁紙の経年劣化が早まってしまうことも。
トイレの壁紙は10年程度で寿命を迎えます。
壁紙や床の張り替えは便器を外すなどのトイレリフォームをするタイミングで一緒に行うのがおすすめです。
トイレリフォームの際、壁紙の選び方を少し意識するだけで、トイレという空間全体の雰囲気を一変させることができます。
こちらの記事では、トイレリフォームをする際の壁紙の選び方やおすすめ機能、相場費用などについてご紹介します。
トイレリフォームをご検討の方はぜひご参考にしてみてください。
トイレリフォーム 壁紙(クロス)の色や柄の選び方
色の選び方
壁紙は、トイレの中の大部分を占めるため、派手な色をとりいれてしまうと圧迫感を感じる空間となってしまいます。
そのため、原色の濃い色は避け、ベースとなる色はホワイトベージュのようなシンプルで明るい色や、ピンク、水色、グレーなどの淡い色が良いでしょう。
薄めの色を基調とすることで、トイレに解放感や明るさをもたせることができ、さらに清潔感もよりアップすることができるでしょう。
また、床の素材や色味に調和した壁紙を選ぶのもポイントのひとつです。
柄の選び方
色だけでなく、壁紙の柄もトイレの印象に大きく影響します。
「毎日使う場所だからこそ、おしゃれなデザインにしたい!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、それではかえって圧迫感が出てしまいます。
また、壁面や天井の継ぎ目でデザインが切れて全体の見栄えが悪くなってしまうことも考えられます。そのため、できるだけ小さな柄のものを選ぶとよいでしょう。
無難すぎず少し個性を取り入れた空間にしたいという方には、アクセントクロスがおすすめです。
アクセントクロスは、壁の一面だけを派手な柄や色にしたもので、同色の壁紙だけでは単調になりがちの空間を、グッとおしゃれにすることができます。
トイレリフォームをする際におすすめな壁紙機能
トイレリフォームで壁紙を張り替える際には、デザイン性以外にも機能性を考慮してみましょう。
機能性を考慮することにより、日々の掃除やお手入れ、臭いなどの悩みが解消され、さらに明るく快適な空間に生まれ変わります。
汚れ防止機能
トイレの壁は尿のしぶきやホコリがつきやすく、とても汚れが目立つ場所です。そのため、汚れが落ちやすく付きにくい機能が備わっているものがおすすめです。
汚れ防止機能として、表面にラミネート加工が施してある壁紙が販売されています。
ラミネート加工されている壁紙は、水分や汚れが内部に浸透せず、水拭きで簡単に汚れを落とすことができるため、日々の掃除をとても楽にすることができます!
また、凸凹のあるデザインで汚れが付着しにくいよう工夫されている商品なども多く販売されています。
消臭作用
トイレと言えば、どうしても臭いが気になります。臭いの原因は飛び散った尿によるアンモニア臭です。
臭いが気になる場合、このアンモニア臭をできるだけ吸収させないようにする工夫が必要です。
消臭機能やマイナスイオン効果のある壁紙がトイレリフォームで人気を集めています。
この壁紙は内部に光触媒や消臭剤、天然の鉱石などが配合されており、臭いの原因であるアンモニアや硫化水素を吸収し、きれいな空気に分解して送り出すという、画期的な機能を持っています。
特に、光触媒を使ったタイプの壁紙は、半永久的に消臭効果が期待できるといわれています。
防カビ・吸放湿機能
トイレは湿度が高く、ホコリもたまりやすいため非常にカビが発生しやすい場所です。カビは低温や乾燥にも強く、一度発生してしまうと落とすのに苦労します。
そのため、カビの発生を抑える壁紙や、吸湿機能のある壁紙を選ぶとよいでしょう。
吸湿性ポリマーを配合した壁紙では、湿気の吸収の他、静電気の発生を抑え、ホコリの付着も防ぐことができます。
なお、防カビタイプの壁紙に張り替えるだけでは、カビの発生を完全には防ぐことは難しくもあります。
別途工事費はかかりますが、カビ防止のコーティングなどの工事を依頼することもできるので、併用するのも良いでしょう。
トイレリフォームの相場・費用を抑えるには
壁紙張り替えの平均相場は?
選択する壁材の種類にもよりますが、一般的なトイレの壁面積は15~20㎡が多く、総額で5万円前後で張り替えることができます。
また、 機能性の高いハイグレードな機能を持つ壁紙を選択した場合6~7万円前後が価格の相場です。
このようにトイレリフォームは、壁紙を張り替えるのみの場合、10万円以下で可能なことが多く予算にそれほど余裕がなくても実行しやすいといえます。
壁に目立つ穴や破損がある場合には、さらに修繕費がかかるため、注意が必要です。
なお、ここでご提示した費用はあくまで一例であり、リフォーム会社によって費用が異なります。詳しい金額を出すために、ぜひ一度リライズにご相談くださいませ。
トイレリフォームの壁紙クロス張り替え費用を抑えるには
①便器交換など他のトイレリフォームと合わせて行う
トイレの交換など他のリフォームとセットで行うことで、トイレの壁紙張り替えのみで行うよりも全体の費用を抑えることができます。
トイレの壁紙の寿命は10年程度と言われており、湿気や汚れ、経年劣化によって張り替えが必要なタイミングがあります。
トイレの寿命は10年~20年程度なので、トイレリフォームを行う際、同時に壁紙のリフォームをするのが良いでしょう。
②DIYで張り替える
トイレリフォームの壁紙張り替えは、自分で行うこともできます。DIYで済めば、プロに依頼するより価格を抑えられます。
しかし、トイレは通常の部屋よりも狭く、さらに棚やトイレットペーパーホルダーなどのものが多いことから、DIYでのトイレリフォームは難易度が高いといわれています。
また壁紙に柄を使用する際、壁紙のつなぎ目の処理や張り方が非常に複雑です。
できるだけキレイな仕上がりにしたい場合はDIYではなく、プロに依頼することをおすすめします。
トイレ壁紙リフォームの施工事例
リライズが手がけた、トイレの壁紙をリフォームした事例をいくつかご紹介します。
横須賀市 Ⅿ様邸 トイレリフォーム工事事例
トイレはTOTOさんのピュアレストQR、ウォッシュレットJSです。
床のクッションフロアはサンゲツさんのHM-16092です。ベージュの石目柄です。
横須賀市 K様邸 トイレリフォーム工事事例
TOTOさんのピュアレストQRとアプリコットF3Aです。オート便器洗浄タイプとなっています。
アプリコットは本体ワンタッチ着脱機能が付いているので、便器との間の汚れまでキレイにお掃除することが出来るので清潔感を保つことが出来ます。
内装は天井クロスはサンゲツさんのSP-2828でホワイト調です。便器後ろ側のアクセントクロスはサンゲツさんのSP-2884で周辺クロスはサンゲツさんのSP-2900でホワイトのレンガ調です。
床はサンゲツさんのHM-15103 で大理石調のクッションフロアです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。トイレリフォームをする際におすすめな壁紙の色や柄、機能性、費用相場についてご紹介しました。
トイレは、毎日頻繁に使うものだからこそ、明るく清潔感のある内装に保ちたいですよね。
トイレの壁紙を張り替えるなら、機能性やデザインなどに少し工夫を加えながら壁紙を選んでみてはいかがでしょうか。
トイレの壁紙リフォームは、高くても10万円程で他のリフォームと比較し安価で行うことができるので、清潔に保つためにも定期的に壁リフォームを検討することをおすすめします。
また、DIYでも可能ですが、複雑な作業が多いため丁寧に仕上げたいならプロにお任せください。
リライズでは、お得にリフォームいただける水回り4点の特別プランもご用意していますので、ぜひこちらもご利用ください。
記事を書いた人 三村 高志 リライズの代表取締役 お客様に寄り添い、お客様が幸せになれる住宅リフォームの新しいカタチは実現可能だと私は信じています。 私にとって、お客様とのつながりは、リフォーム工事が終わったから終わりではありません。むしろ、そこからが本当のお付き合いの始まりだと思っております。 だからこそ、これからも地域の人たちとのご縁を大切にして家族のようなお付き合いでお客様に貢献していきたいと思っています。 どんな小さな疑問にもお答えいたします。 まずはお気軽にお問い合わせください。 |
キッチンリフォームで新たに導入するべきオプション機能
- 投稿日:2023年 4月30日
- テーマ:リフォームコラム
キッチンリフォームを検討する際にWEBカタログやメーカーサイトを見ていると、魅力的な機能の数々に目を奪われます。
「こんなキッチンで料理したいな」「こんな機能があったらラクちんだな」と設備をグレードアップさせていくと、不必要なオプションまで追加してしまうことも。
高額な項目も多いので、キッチンリフォームのオプション追加で後悔しないよう、十分に検討するようにしましょう。
こちらのページでは、キッチンリフォームにおけるシステムキッチンの基本的な設備の紹介、オプション機能として人気のものをご紹介します。
目次
キッチンリフォーム 設備機能と導入したいオプション
新築やリフォームで新しいキッチンを設置する場合、ほぼシステムキッチンが採用されます。
システムキッチンは食器洗い乾燥機やコンロのグリル機能など、日常的に使うオプション機能が充実しています。
また、キッチンのレイアウトに合わせて、吊り戸棚や引き出しの数、カラーや素材なども自由に選ぶことができます。
デザイン性にも優れており、スタイリッシュな見た目が魅力です。
ここではキッチンでよく利用する設備と大手メーカーの機能をご紹介します。オプション追加のベースとなる知識ですので、ぜひご覧ください。
シンク(流し場)
キッチンシンクは、食器洗いや調理の際に必要な水を排水するためのもので、シンプルなステンレス製のものから、ホーロ製のシンクまで選択肢は豊富です。
シンクの形状自体も、シングルボウル、ダブルボウル、コーナーシンクなど用途やキッチンタイプに合わせたものが選べます。
素材や形状はもちろんですが、使用頻度が高い設備なので、シンクのサイズや水栓、排水口などは要チェックポイントです。
大手メーカーのオプションとしては下記などがあります。
LIXIL スキットシンク
シンクの底面を汚れが流れやすい形状にし、水流の広がりを抑えて段差に流し込むナイアガラ構造が実現しています。シンク内のどこからでも効率よく水が流れていきます。
出典:株式会社LIXIL
TOTO スクエアすべり台シンク
溝や段差がないスクエアでシンプルな形状でありながら、シンク底面・網かご・排水口にすべり台のような傾斜を設置しています。
水や野菜ごみがスイスイ流れるので、汚れの滞留が無い綺麗なキッチンに。
出典:TOTO株式会社
キッチン水栓
食材や食器、手を洗う水栓にも、タッチレスや広範囲に水が広がるシャワー機能など様々なオプションがあります。
大手メーカーの特長的な水栓を見て行きましょう。
LIXILのNavish
LIXILの最新水栓であるNavish(ナビッシュ)は、タッチレス機能があり、水栓に触れずにセンサーに手をかざすだけで吐水・止水が可能です。
浄水器ビルトイン型で、水栓の台座がスカート状になっているお掃除楽々台座があるので、水栓周りの汚れも簡単にお掃除できます。
出典:株式会社LIXIL
TOTOの水ほうき水栓
TOTOの水ほうき水栓は幅広のミクロシャワーが出て、汚れがラクラク落ちる水栓です。
ホースを伸ばして水流の向きを自由に変えられるので、シンク周りのお掃除がとてもラクになります。
タッチレス機能や、除菌機能があるミストが出る水栓も追加可能で、水栓の可能性が広がります。
出典:TOTO株式会社
ビルトイン食洗機のオプションは必要?
食器洗い機のメリットは、自動洗浄でもしっかりと汚れを洗い落とせる、節水できるなどが挙げられます。
また、食器を洗う手間を省け、忙しい朝や夜の家事の負担も減らせます。
そんな食器洗い機をキッチン本体に内蔵させるのが、ビルトインタイプです。
食器洗い機のスペースを別にとらず、キッチンをすっきりと見せることができるので、おしゃれに、広々とワークトップを使用したい方におすすめです。
卓上の据え置き型もビルトイン型もキレイに食器を洗浄できますが、ビルトイン食洗機の寿命は10年程度とされ、据え置きタイプよりも長く使えます。
また、稼働音もビルトイン食洗機の方が静かな機種が多くあります。
ビルトイン型には、ディープタイプ、ミドルタイプ、フロントタイプと形状に種類があります。
フロントオープンタイプは比較的格納量が多いので、「大型調理器具も食洗器で洗ってしまいたい!」という方におすすめです。
しかし、ビルトイン食洗機にもデメリットがあります。
最初の設置時に配管工事や給水工事が必要で、初期費用が据え置き型よりも高額です。
据え置きタイプが約5万~10万円が相場とすると、ビルトイン食洗器は工事費込みのオプション価格で20万円以上します。
キッチンの作業スペースの確保、格納量や静穏性のメリットを考慮し、オプション追加をご検討ください。
コンロ
最近のキッチンコンロは、ガスコンロとIHクッキングヒーターの2種が主流です。
IHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターは火を使わず熱することができるので、高齢の方や小さなお子様のいる家庭では火災のリスク軽減として選ばれています。
また、ヒーターのタイマーや火力調整ボタンといった便利機能もあります。
ガスコンロ
一方、ガスコンロの場合は火力が強く、料理が早く仕上がる、調理の幅が広がるというメリットがあります。
火力が直接的であるため、調理中の火加減が直感的に分かりやすいと選ばれる方も。
どちらを選ぶかは、ご家族の生活スタイル、調理スタイルの好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。
IHとガスコンロ選びのポイント
ガスコンロもIHクッキングヒーターも、コンロの口数は毎日お料理をするご家庭は3口あると便利です。
1口、2口のコンロを選ぶ場合は、電子レンジや調理家電を合わせて使用すると不便なく利用できます。
初期費用ではガスコンロの方が安く、IHクッキングヒーターはオプション追加で10万円以上での対応が多いようです。
最新機種のガスコンロは天板と一体化しているものもあるので、お手入れしやすさではIHに引けを取りません。
ワークトップ
キッチンのワークトップとは、調理や食事のために使用するスペースです。
一般的に使用される素材には、ステンレス・人工大理石・クリスタル・セラミックなどがあります。
素材選びは使用用途やデザイン性、耐久性、メンテナンスのしやすさなどを考慮することが大切です。
一般的なワークトップ素材の特徴は以下の通りです。
素材 | メリット | デメリット |
ステンレス | ・耐水性が高い ・錆に強く衛生的 |
・傷が付きやすく目立つ ・デザイン性が低い |
人造大理石 | ・汚れに強くお手入れがしやすい ・デザイン性が高い |
・耐熱性が低い ・強度があまり高くないので、硬いものが落ちると割れてしまうことも |
セラミック | ・耐熱性が高い ・傷が付きにくい ・高級感がある |
・設置費用が高額 |
ステンレス素材が標準仕様の場合が多く、人工大理石やセラミックのオプションは10万円~が相場です。
ワークトップとシンクの素材を別々にできない商品もあるので、シンクで取り入れたい素材がある場合は注意しましょう。
キャビネット
システムキッチン本体の収納スペースであるキャビネットは、コンロ・シンク・調理台の下に設置されている開き戸や引き出しタイプが一般的です。
一昔前はシンク下の排水管を避けて棚を作れるアイテムなどが重宝されていましたが、包丁や鍋、フライパンなどの調理器具だけでなく、調味料や食材のストックもかさばらず入れられるように改良されています。
キャビネットはフロアキャビネットとウォールキャビネットがあります。
キッチン下がフロア、キッチン上の収納がウォールキャビネットとお考えください。
フロアキャビネット
各メーカーやシステムキッチンの商品によってさまざまですが、フロアキャビネットは開閉のタイプや、調理器具を立てて置けるポケットの有無、滑らかな滑りで、ゆっくりと静かに閉まる引き出しなどをオプションで選べます。
底板をホーローやセラミックにし、汚れに強くするオプションもあります。
ウォールキャビネット
キッチン上の吊戸棚であるウォールキャビネットは、自動昇降や調味料の設置、食器の水切りができるスペースの設置などのオプションがあります。
食器乾燥機能付きのキャビネットもあるので、ビルトイン食洗機との使い勝手の違いなども検討材料にされると良いでしょう。
レンジフード
キッチンのレンジフードは、調理中に発生する油煙や匂いを吸い取るために設置されています。
レンジフードには、壁掛け型やシロッコファン型、ダウンドラフト型などの種類があり、最近では全自動お掃除機能や、ノンフィルターでお掃除がラクな商品も展開しています。
クリナップ 洗エールレンジフード
洗エールレンジフードは、フィルターをファンと一体化させた新しい構造のレンジフードです。
レンジフード内の給水トレイと排水トレイを利用して、ボタン一つで自動洗浄できます。
具体的にはファンフィルターをお湯で浸け、お湯を掻き揚げる動作で汚れを除去する水流を発生させて自動洗浄していきます。
消費電力を抑える省エネ機能も搭載している、新時代のレンジフードです。
出典:クリナップ株式会社株式会社
TOTO ゼロフィルターフードeco
ゼロフィルターフードecoはフード内のファンがはつ油コーティングがされているので、稼働時に高速回転することで調理中に発生した油がはじけ飛び、オイルパック部位に溜まっていきます。
ノンフィルターなので、お手入れは整流板とオイルが溜まったオイルパックの2つだけ。
ファンの汚れが付きにくいので、10年に1回お掃除するだけで綺麗にお使いいただけます。
出典:TOTO株式会社
キッチンリフォームについて代表的なオプションのポイントをご紹介しました。
性能が高い機能やデザイン性があるものは、グレードが高く費用も高額になってしまいます。
不必要なオプションを設置して後悔することの無いよう、検討を重ねるようにしましょう。
リライズはキッチンリフォームの実績が豊富にあります。
リライズでは、お得にリフォームいただける水回り4点の特別プランもご用意していますので、ぜひこちらもご利用ください。
記事を書いた人 三村 高志 リライズの代表取締役 お客様に寄り添い、お客様が幸せになれる住宅リフォームの新しいカタチは実現可能だと私は信じています。 私にとって、お客様とのつながりは、リフォーム工事が終わったから終わりではありません。 むしろ、そこからが本当のお付き合いの始まりだと思っております。 だからこそ、これからも地域の人たちとのご縁を大切にして家族のようなお付き合いでお客様に貢献していきたいと思っています。 どんな小さな疑問にもお答えいたします、まずはお気軽にお問い合わせください。 |
節水型トイレにリフォームする3つのメリット
- 投稿日:2023年 3月31日
- テーマ:リフォームコラム
トイレリフォームを検討していると、節水機能付きトイレも交換候補に入ってくるでしょう。
光熱費の高騰で、水道代を節約されたいニーズが多く、節水トイレへリフォームされる方が増えています。
こちらのページでは、リフォームのメリット・デメリットや節水トイレの仕組みをご紹介します。
大手メーカーが提供する節水トイレの特長も掲載していますので、ぜひ参考にされてみてください。
目次
節水型トイレにリフォームするメリット
ではまず、節水型トイレに交換するメリットを紹介していきます。
節水トイレは水道代節約に加えて、トイレの掃除が楽、節電作用も期待できる、などのメリットがあります。
メリットその① 水道代を節約
トイレの水道代はそこまで高くはないと思っている方も多いでしょう。
実は一般家庭での水の使用量の中でも、トイレの水の使用量は20%を超えているのです。
少し前の情報ではありますが、平成27年度の東京都水道局の一般家庭水使用目的別実態調査では、水の使用量のうち、トイレが21%となっています。
台所よりも多いので、びっくりする方も多いと思いますが、世帯の人数が増えれば増えるほど余計に使用量も増えますので、軽視できません。
節水トイレにすると1回ごとの使用水量が減るため、水道代の節約に繋がります。
メリットその② トイレ掃除がラクラク
トイレは毎日使う場所であるため、汚れやすい場所です。特に便器内は尿石が付着してしまい、取るのも大変です。
節水トイレは古いトイレと流れ方が異なり、汚れが付着しにくくなっています。
また、節水トイレは便器の材質も進化していて、そもそも汚れにくいトイレになっています。
節水トイレに変えることで、節約効果だけでなく、トイレ掃除が楽になるメリットもあります。
メリットその③ 節電機能が付いている機種も多数
節水トイレに交換するメリットといえば、真っ先に水道代の節約を思い浮かべる方が多いですが、実は電気代も抑えられます。
便座を温めたり、温水洗浄便座を作動させたりするためには電気を必要とします。
最新の節水トイレであれば、節電機能が付いているものが多いので、電気代が高騰している時期こそ、節水トイレに交換するメリットは大きいでしょう。
節水型トイレに交換した際のデメリット
次に、トイレを節水型に交換するデメリットを見ていきましょう。デメリットをしっかりと把握しておかないと、後悔することになってしまいます。
節水トイレ導入時の費用が高い
節水トイレの本体価格は商品のグレードにもよりますが、約20万円~30万円が相場です。
高性能・多機能なトイレであるほど研究開発に費用がかかるため、それが商品価格に反映されます。
しかし、節水・節電機能で年間約1.5万円も削減できる場合が多く、長い目で見ればお得なリフォームとなります。
設置する際はトイレ本体の価格に加えて、既存トイレの撤去・新規トイレの設置費用が発生します。
工事費は約7万円~が相場で、本体交換に合わせて内装リフォームを行う際は+10万円ほどの予算をご用意いただくと良いでしょう。
流水量が減るから詰まりやすくなることも
節水トイレに交換したのは良いけれど、前に使用していたトイレより詰まりやすいという声は少なくありません。
節水トイレは従来のトイレの約半分の水量で汚物を流します。そのため水流が比較的弱くなり、トイレットペーパーを大量に使用した時は、詰まりやすい状態になりがちです。
ペーパーの使用量が多くなりそうな時は、節水トイレを詰まらせないために複数回にわけて流すという対策をしましょう。
節水トイレ導入の注意点
続いて、トイレを節水型にする際の注意点をご紹介します。
トイレの水圧に注意
節水トイレやタンクレストイレは、効率よく洗浄するために一定の水圧が必要です。
水圧が低いとウォシュレットの水の勢いが弱まり、便器内を清潔にする力が弱くなる可能性があります。
- ・築20年以上配管の状態が悪い
- ・2階以上や高所に設置したい
- ・浴室のシャワーの圧がもとも低い
これらに当てはまるご家庭は、低水圧に対応したトイレをご検討ください。
リフォーム会社によっては、事前にトイレの水圧チェックができますので、合わせてご相談いただくのが良いでしょう。
排水方式は、床排水式か壁排水式?
排水方式には床排水と壁排水があります。排水管が見えなければ床排水、排水管が見えるなら壁排水です。一般的に一戸建ては床排水、集合住宅は壁排水になっています。
各メーカーが提供するトイレ商品は、床排水と壁排水で商品が異なります。
同じ商品シリーズでも細かな仕様が違っていることがあるので、節水トイレを選ぶ際は、ご自宅の排水方式に合ったトイレ商品を選ぶようにしましょう。
何故少ない水で流せるのか
ここからは、なぜ最新のトイレは少ない水で流せるのかを深堀していきます。
水流の仕組みに工夫が
古いトイレは、水が上から下、つまり縦方向に流れるのが特徴です。
便器内を見た時に、しま状の汚れを見たことのある方は多いでしょう。シンプルな作りである反面、水垢汚れや汚物が付着しやすい作りでした。
これに対して、節水トイレは渦の作用で便器全体に水が広がるため、従来のトイレの半分の水量で効率的に流せます。
水量が減っても渦で流すことで縦じみができにくく、トイレ掃除の労力を軽減させることにもつながります。
便器の材質自体が性能アップ
最新トイレが少ない水量で流せる理由には、この便器の材質の変化も関係しています。
トイレ掃除はこまめにする必要がありますが、これは汚れを堆積させないためです。便器が水垢や尿石などでくすんでくると、さらに汚れが堆積しやすくなります。
積み重なった汚れは、流水を阻害し、汚物を流すために大量の水が必要となります。
これに対し、最新のトイレは便器の表面を特殊コーティングしているので、汚れが付着しにくく、いつもクリーンに使用できます。
いつでもピカピカの便器であれば、少ない水でスムーズに流せるようになります。
大手リフォームメーカー 節水トイレの特長
ここからは、代表的なメーカーの節水トイレの特長をご紹介します。
TOTO
TOTOの最新の節水トイレは、便器の表面がナノレベルでツルツルに仕上げられています。
セフィオンテクト加工というのがされており、洗剤や掃除の回数を減らしてくれるのです。
また、流し方は先程も説明したような渦巻状になっているため、まんべんなくしっかりと汚れを洗い流してくれます。
リクシル
リクシルの最新の節水トイレは、アクアセラミックの便器を採用しているので、修水洗浄や軽くお掃除をするだけで、水垢や汚れを簡単に落とせます。
また、傷に強く抗菌作用もあるため、見た目を長く美しく保て、衛生面でも安心して使用できます。
パナソニック
パナソニックの最新の節水トイレは、スゴピカ素材(有機ガラス系)を使用しているため、従来のトイレより水垢が付きにくい仕様となっています。
また、割れやひび、傷にも強いといった特長があります。
他にも、3Dツイスター水流という仕組みで、節水しながらパワフルな洗浄力を叶えてくれます。
便器の形と水流を調整することで、全体をまんべんなく流した後、まとめて一気に流し切ることができるトイレです。
節水トイレへリフォームを検討している方に、メリットやデメリットなどをご紹介してきました。
最新の節水トイレにリフォームすると、水道代や電気代の節約ができ、汚れにくいことから毎日のお手入れもし易くなります。
ご自宅の「水圧や排水方式が分からず節水トイレが設置できるか」と悩まれた際は、専門家にご相談・ご依頼されるのが良いでしょう。
リライズでは、お得にリフォームいただける水回り4点の特別プランもご用意していますので、ぜひこちらもご利用ください。
記事を書いた人 三村 高志 リライズの代表取締役 お客様に寄り添い、お客様が幸せになれる住宅リフォームの新しいカタチは実現可能だと私は信じています。 私にとって、お客様とのつながりは、リフォーム工事が終わったから終わりではありません。 むしろ、そこからが本当のお付き合いの始まりだと思っております。 だからこそ、これからも地域の人たちとのご縁を大切にして家族のようなお付き合いでお客様に貢献していきたいと思っています。 どんな小さな疑問にもお答えいたします、まずはお気軽にお問い合わせください。 |