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節水型トイレにリフォームする3つのメリット


節水トイレへリフォームするメリット・デメリット 節水トイレの仕組みからご紹介します


トイレリフォームを検討していると、節水機能付きトイレも交換候補に入ってくるでしょう。

光熱費の高騰で、水道代を節約されたいニーズが多く、節水トイレへリフォームされる方が増えています。

こちらのページでは、リフォームのメリット・デメリット節水トイレの仕組みをご紹介します。

大手メーカーが提供する節水トイレの特長も掲載していますので、ぜひ参考にされてみてください。


節水型トイレにリフォームするメリット

ではまず、節水型トイレに交換するメリットを紹介していきます。

節水トイレは水道代節約に加えて、トイレの掃除が楽、節電作用も期待できる、などのメリットがあります。

メリットその① 水道代を節約

トイレの水道代はそこまで高くはないと思っている方も多いでしょう。

実は一般家庭での水の使用量の中でも、トイレの水の使用量は20%を超えているのです。

少し前の情報ではありますが、平成27年度の東京都水道局の一般家庭水使用目的別実態調査では、水の使用量のうち、トイレが21%となっています。

台所よりも多いので、びっくりする方も多いと思いますが、世帯の人数が増えれば増えるほど余計に使用量も増えますので、軽視できません。

節水トイレにすると1回ごとの使用水量が減るため、水道代の節約に繋がります。

水道代を節約できる

メリットその② トイレ掃除がラクラク

トイレは毎日使う場所であるため、汚れやすい場所です。特に便器内は尿石が付着してしまい、取るのも大変です。

節水トイレは古いトイレと流れ方が異なり、汚れが付着しにくくなっています

また、節水トイレは便器の材質も進化していて、そもそも汚れにくいトイレになっています

節水トイレに変えることで、節約効果だけでなく、トイレ掃除が楽になるメリットもあります。

トイレの掃除が楽に

メリットその③ 節電機能が付いている機種も多数

節水トイレに交換するメリットといえば、真っ先に水道代の節約を思い浮かべる方が多いですが、実は電気代も抑えられます

便座を温めたり、温水洗浄便座を作動させたりするためには電気を必要とします。

最新の節水トイレであれば、節電機能が付いているものが多いので、電気代が高騰している時期こそ、節水トイレに交換するメリットは大きいでしょう。

節水トイレは実は節電もできる

節水型トイレに交換した際のデメリット

次に、トイレを節水型に交換するデメリットを見ていきましょう。デメリットをしっかりと把握しておかないと、後悔することになってしまいます。

節水トイレ導入時の費用が高い

節水トイレの本体価格は商品のグレードにもよりますが、約20万円~30万円が相場です。

高性能・多機能なトイレであるほど研究開発に費用がかかるため、それが商品価格に反映されます。

しかし、節水・節電機能で年間約1.5万円も削減できる場合が多く長い目で見ればお得なリフォームとなります。

設置する際はトイレ本体の価格に加えて、既存トイレの撤去・新規トイレの設置費用が発生します。

工事費は約7万円~が相場で、本体交換に合わせて内装リフォームを行う際は+10万円ほどの予算をご用意いただくと良いでしょう。

節水トイレは価格が高い

流水量が減るから詰まりやすくなることも

節水トイレに交換したのは良いけれど、前に使用していたトイレより詰まりやすいという声は少なくありません。

節水トイレは従来のトイレの約半分の水量で汚物を流します。そのため水流が比較的弱くなり、トイレットペーパーを大量に使用した時は、詰まりやすい状態になりがちです。

ペーパーの使用量が多くなりそうな時は、節水トイレを詰まらせないために複数回にわけて流すという対策をしましょう。

以前より詰まりやすい状態になることも

節水トイレ導入の注意点

続いて、トイレを節水型にする際の注意点をご紹介します。

トイレの水圧に注意

節水トイレやタンクレストイレは、効率よく洗浄するために一定の水圧が必要です。

水圧が低いとウォシュレットの水の勢いが弱まり、便器内を清潔にする力が弱くなる可能性があります。

  • ・築20年以上配管の状態が悪い
  • ・2階以上や高所に設置したい
  • ・浴室のシャワーの圧がもとも低い

これらに当てはまるご家庭は、低水圧に対応したトイレをご検討ください。

リフォーム会社によっては、事前にトイレの水圧チェックができますので、合わせてご相談いただくのが良いでしょう。

節水トイレ導入の注意点

排水方式は、床排水式か壁排水式?

排水方式には床排水と壁排水があります。排水管が見えなければ床排水、排水管が見えるなら壁排水です。一般的に一戸建ては床排水、集合住宅は壁排水になっています。

各メーカーが提供するトイレ商品は、床排水と壁排水で商品が異なります。

同じ商品シリーズでも細かな仕様が違っていることがあるので、節水トイレを選ぶ際は、ご自宅の排水方式に合ったトイレ商品を選ぶようにしましょう。

排水方式で設置できる機種が異なる

何故少ない水で流せるのか

ここからは、なぜ最新のトイレは少ない水で流せるのかを深堀していきます。

水流の仕組みに工夫が

古いトイレは、水が上から下、つまり縦方向に流れるのが特徴です。

便器内を見た時に、しま状の汚れを見たことのある方は多いでしょう。シンプルな作りである反面、水垢汚れや汚物が付着しやすい作りでした。

これに対して、節水トイレは渦の作用で便器全体に水が広がるため、従来のトイレの半分の水量で効率的に流せます

水量が減っても渦で流すことで縦じみができにくく、トイレ掃除の労力を軽減させることにもつながります。

最新のトイレは、なぜ少ない水で流せるの?

便器の材質自体が性能アップ

最新トイレが少ない水量で流せる理由には、この便器の材質の変化も関係しています。

トイレ掃除はこまめにする必要がありますが、これは汚れを堆積させないためです。便器が水垢や尿石などでくすんでくると、さらに汚れが堆積しやすくなります

積み重なった汚れは、流水を阻害し、汚物を流すために大量の水が必要となります。

これに対し、最新のトイレは便器の表面を特殊コーティングしているので、汚れが付着しにくく、いつもクリーンに使用できます。

いつでもピカピカの便器であれば、少ない水でスムーズに流せるようになります。

便器の材質自体が変わった

大手リフォームメーカー 節水トイレの特長

ここからは、代表的なメーカーの節水トイレの特長をご紹介します。

TOTO

TOTOの最新の節水トイレは、便器の表面がナノレベルでツルツルに仕上げられています。

セフィオンテクト加工というのがされており、洗剤や掃除の回数を減らしてくれるのです。

また、流し方は先程も説明したような渦巻状になっているため、まんべんなくしっかりと汚れを洗い流してくれます。

リクシル

リクシルの最新の節水トイレは、アクアセラミックの便器を採用しているので、修水洗浄や軽くお掃除をするだけで、水垢や汚れを簡単に落とせます。

また、傷に強く抗菌作用もあるため、見た目を長く美しく保て、衛生面でも安心して使用できます。

パナソニック

パナソニックの最新の節水トイレは、スゴピカ素材(有機ガラス系)を使用しているため、従来のトイレより水垢が付きにくい仕様となっています。

また、割れやひび、傷にも強いといった特長があります。

他にも、3Dツイスター水流という仕組みで、節水しながらパワフルな洗浄力を叶えてくれます。

便器の形と水流を調整することで、全体をまんべんなく流した後、まとめて一気に流し切ることができるトイレです。



節水トイレへリフォームを検討している方に、メリットやデメリットなどをご紹介してきました。

最新の節水トイレにリフォームすると、水道代や電気代の節約ができ、汚れにくいことから毎日のお手入れもし易くなります

ご自宅の「水圧や排水方式が分からず節水トイレが設置できるか」と悩まれた際は、専門家にご相談・ご依頼されるのが良いでしょう。

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記事を書いた人 三村 高志 リライズの代表取締役

お客様に寄り添い、お客様が幸せになれる住宅リフォームの新しいカタチは実現可能だと私は信じています。
私にとって、お客様とのつながりは、リフォーム工事が終わったから終わりではありません。
むしろ、そこからが本当のお付き合いの始まりだと思っております。 だからこそ、これからも地域の人たちとのご縁を大切にして家族のようなお付き合いでお客様に貢献していきたいと思っています。
どんな小さな疑問にもお答えいたします、まずはお気軽にお問い合わせください。




洗面化粧台の交換 タイプや費用相場のご確認はこちらから


洗面化粧台の交換リフォーム 種類や交換のタイミング、費用

古くなったり、壊れたり、使い勝手が悪くなった洗面化粧台は、リフォーム工事で本体を交換することができます。

新しい洗面化粧台はリクシルやTOTO、Panasonicなどの製品メーカーのカタログなどを見て、今の生活にあったスタイル、機能をお選びいただくのが良いでしょう。

同じメーカーでもさまざまなスタイルやサイズグレードや機能の製品があります

こちらのページでは、どのような洗面化粧台があるのかどのような点に気を付けて交換すべきか、といった洗面化粧台交換の基本的なポイントをご紹介します。

洗面化粧台交換を失敗させないために、ぜひ参考にされてみてください。



洗面化粧台交換 基礎ポイント

洗面化粧台と洗面台はどう違う?

水栓と洗面ボウルがある洗面台に、お化粧や身支度が出来る鏡や収納が付いたものを洗面化粧台と呼びます

具体的には、陶器製のボウル流し台部分と水栓、蛇口が付き、収納やミラーなどがセットされた設備です。

手洗いやうがい、歯磨き、洗顔をはじめ、髪を洗う、鏡を見ながら身支度をすることやヘアスタイリングやメイクなどをするために使います。

流し台にあたる洗面ボウルは1つのタイプが主流ですが、2ボウル式のものも近年人気を高めています。

家族が多く、朝の身支度の時間帯に洗面化粧台の使用で渋滞するご家庭なら、2ボウル式が便利です。

洗面化粧台と洗面台に違いはある?

また、水栓は蛇口だけでなく、シャワーホース式もあります。

赤ちゃんの沐浴を洗面所でしたい方やペットのシャンプーをしたい方、介護が必要な方の髪を洗いたいといったニーズがある時には役立ちます。

車椅子でも利用しやすくできている洗面台もあるなど、スタイルも多様化しているため、ご家族の人数やライフスタイルに合ったタイプを選ぶのがベストです。

車椅子でも利用しやすくできている洗面台

洗面化粧台のタイプ

洗面化粧台の一般的な種類について確認しておきましょう。

ユニットタイプ

ユニットタイプは、戸建て住宅をはじめ、新築マンションでも最初から設置されているスタンダードな洗面化粧台です。

洗面ボウルに水栓、その上に三面鏡などの鏡とライトが付き、シンク下が収納スペースになっています。

鏡の裏も収納になっているタイプも多いです。

コンセントがあり、ドライヤーや電気シェーバーなどを接続して使うことが可能です。

よくある洗面所の狭いスペースでも、納まりやすい設計となっています。

ユニットタイプ

システムタイプ

システムタイプとは収納スペースの増設が可能なタイプです。

ユニットタイプにプラスして、上部や左右に収納がプラスできるスタイルになっています。

洗面所がある程度広くないと、増設は難しくなります。

システムタイプ

カウンタータイプ

カウンタータイプとは、カウンターが付いていて、そこに洗面台を設置できるものです。

横に広いスペースが取れ、広い洗面スペースにしたい時やシェアハウスなどでいくつも洗面台を設けたい時などに向いています。

イメージとしては、職場やデパートのトイレにある洗面スペースに近いです。

ご家庭の場合は木製のカウンターなど、イメージに合わせたデザインが選べます。

カウンタータイプ


交換するタイミング・目安

洗面化粧台の交換の目安は、およそ10年~15年ほどで老朽化や故障が起きた時は早まります。

硬いものを落として洗面ボウルが割れてしまったり、ひびが入ってしまったりすると、交換せざるを得ません。

部品交換で済む場合もありますが、ある程度年月が経過している場合には交換に踏み切ってしまう方がストレス無く快適にお使いいただけるでしょう。

洗面化粧台リフォームのタイミング例

  • ・全体的に汚れてきた
  • ・洗面ボウルの黄ばみが取れない
  • ・水しか出ない水栓をお湯も出るようにしたくなった
  • ・シャワー水栓の水漏れが止まらない
  • ・蛇口周りのさびが気になる
  • ・収納力が足りない
  • ・排水に時間がかかる


蛇口が物理的に壊れるのは、使い方にもよりますが、やはり10年以上使っているケースが多いです。

部品交換や修理で対応できるケースもありますが、一部の故障をきっかけに全体の老朽化に気づき、交換に至ることも...

この様な洗面化粧台の劣化に対し、昨今のdiyの流行から、水栓の交換だけでも自分でできないかとチャレンジされる方もいらっしゃいます。

しかし、ホームセンターで購入した水栓や器具だけでは修理が完了せず、状況が悪化するケースもあります。

ちょっとした修理なども、ぜひプロにお任せ下さい。

交換のタイミング


取換工事費、本体価格の目安は?

洗面化粧台の交換にかかる費用は、洗面化粧台本体の価格だけではないので注意しましょう。

基本的にかかる費用は、新しい洗面化粧台の代金と設置費用、撤去した古い洗面化粧台の廃棄物処分費用などです。

洗面化粧台の価格はカタログに記載されているメーカー希望小売価格が基本ですが、依頼する業者によっては割引があるケースもあります。

洗面化粧台の相場はメーカーをはじめ、サイズやグレード、機能によっても異なり、シンプルなものほど安くなります


洗面所全体のリフォームを本体交換と同時に

洗面化粧台を交換する際に、床や壁紙のリフォームを一緒に行うご家庭も少なくありません。

10年~15年使っていると、壁紙や床も黒ずみやカビが発生していて汚くなっているためです。

せっかく新しい洗面化粧台にするのですから、全体をきれいにしてイメージチェンジをしたいですよね。

内装リフォームの費用相場は、約4万円~です。

防汚機能調湿効果がある壁材や床材もありますので、洗面スペースをより快適にするために検討されてみるのも良いでしょう。

交換と同時に、洗面所全体のリフォームも


洗面台交換を失敗しない方法

洗面台の交換に失敗しないためには、どうしたら良いのでしょうか。

基礎知識を理解したうえで、リフォームの注意点も押さえておきましょう。

業者のリフォーム実績や口コミをチェック!

ホームページなどを見て、地域での施工事例や実績がきちんとあるか確認してみましょう。

特に、洗面所全体のリフォームなど、完成イメージがある場合には、イメージに近いリフォーム施工事例から探すのも良いでしょう。

現地調査の上で見積もりをもらう!

リフォーム契約前に、ご自宅の洗面所を現地調査してもらい、その上で見積もりを取りましょう。

既存の洗面化粧台と同じサイズに交換を依頼するだけだからと、いきなり工事を依頼するのはNGです。

配管の老朽化で配管も交換が必要となる場合もあれば、床が抜けそうになっていて床工事が必要となる場合もあります。

いざ交換しようとして、こうしたトラブルが発見されれば、交換工事が中断してしまい、思わぬ追加費用がかかることになります。

見積書で不明点を残さない

見積もりを取ったら、費用の内訳を確認しましょう。合計額しか書いていないような業者は信頼できません。

同じメーカーの同じ洗面化粧台を選んでも、仕入れコストの違いや割引などのサービスで価格に違いがあるケースも少なくありません。




洗面化粧台を交換する際のリフォームポイントをご紹介しました。

洗面化粧台には、ユニットタイプやシステムタイプ、カウンタータイプなどがあります

洗面ボウルの数水栓のスタイル収納力や鏡の大きさなどもさまざまなので、家族構成やライフスタイルに合ったものを選びましょう

洗面台交換のタイミングは10年~15年ほどで、老朽化や故障が起きた時は早まります。

交換費用は洗面化粧台の代金、工賃、処分費用などで構成されます。

床や壁紙もリフォームする際はその費用もかかるので、信頼できる業者にご相談ください。

リライズは横須賀でリフォームを多数ご依頼いただいています

お見積りは無料となりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

ホームページには施工事例を掲載しています。



また、お得にリフォームいただける水回り4点の特別プランもご用意していますので、ぜひこちらもご利用ください。


ショールームで水まわり4点パックキャンペーンに含まれる商材の実物が見れます!キャンペーンはこちらをクリック

記事を書いた人 三村 高志 リライズの代表取締役

お客様に寄り添い、お客様が幸せになれる住宅リフォームの新しいカタチは実現可能だと私は信じています。
私にとって、お客様とのつながりは、リフォーム工事が終わったから終わりではありません。
むしろ、そこからが本当のお付き合いの始まりだと思っております。 だからこそ、これからも地域の人たちとのご縁を大切にして家族のようなお付き合いでお客様に貢献していきたいと思っています。
どんな小さな疑問にもお答えいたします、まずはお気軽にお問い合わせください。


窓の結露は健康被害が出る前に、内窓やガラス交換のリフォームで改善しましょう!




冬場は特にお悩みになられる方が多い結露、ご自宅の窓回りには水滴が発生していませんか?

この結露を放っておくと、場合によってはカビやダニが発生し、

最終的にアレルギーやアトピーなど人体に影響することもあります。

こちらのページでは、結露の原因やDIYで出来る対策方法おすすめの窓リフォームをご紹介します。

内窓やサッシの交換をお考えの方にも、参考にしていただける記事です。


結露はどういった現象?

結露は、暖房で暖められた室内の空気が外との接点である窓まわりで冷やされ、空気中の水蒸気が水になることで現れます。

断熱が不十分な家の場合、特に窓に結露が現れます。

これは、窓の方が外壁よりも熱を伝えやすい素材のため、窓に集中して結露が発生してしまうからです。



湿気を帯びた暖かい空気が、暖房のきいていないクローゼットや押し入れなどといった空間にながれこむと、結露によりカビが大量に発生してしまいます。

窓を拭くことにより、カビを防ぐのは簡単ですが、クローゼットや押し入れ、納戸などの壁についた結露は気付きづらいです。



発生してしまったカビに対しては固く絞ったクロスに塩素系のカビ取り剤を染み込ませて拭くのが、最も効果的な洗浄方法です。

ただし、素材が傷んでしまったりなど、素材への悪影響を及ぼす可能性もあります。

壁だけでなく、寝具、洋服などにもカビは発生します。

ほこりと相まみえれば、ダニにとっては絶好の環境。

そして、そのフンや死骸は私たちの健康にも悪影響を及ぼします。

最悪の場合、結露は柱や床にまで達し、白アリ被害をもたらす可能性もあります。

そのような問題を引き起こす原因となる結露は、建物の断熱で解消することができます。




結露対策は自分で出来る?

換気を徹底

ますはじめに、部屋に空気を入れ、しっかりと換気をすることが重要です。

部屋を換気することで、窓付近に停滞している暖かく湿った空気が循環します。



冬に窓を開けるのは身体的な負担になるので、換気扇を使用して換気するのがよいでしょう。

トイレ、浴室、キッチンなど換気扇のある場所は、つけっぱなしにしておくのもおすすめです。

換気扇の電気代は各家庭の条件にもよりますが、24時間付けていても月100円程度と言われています。

高額な価格ではないため、換気扇を活用していきましょう。


除湿をする、湿度を管理する

次に大切なのが、除湿をすることです。

結露は部屋の湿度が高いと発生しやすくなります

多くの家庭が、冬は室内を加湿していると思いますが、それが原因で結露を作り出してしまいます。

部屋の湿度は40〜50%を目安にしましょう。

結露対策は、適切な換気をすることと除湿をすることから始めましょう。



窓ガラスに断熱シートを貼る

断熱シートなどを窓に貼ることで結露の対策ができます。

断熱シートは、ホームセンター等で手軽に買うことができ、短時間で設置できるメリットがあります。

窓ガラスに貼るタイプの断熱シートは、窓ガラスに断熱層を作ることで、外部の冷気を感じにくくしてくれます。

他には、窓のアルミフレーム部分に貼るタイプの断熱テープがありますが、これは、アルミ部分に断熱効果をもたらしてくれます。

窓ガラスだけでなく、アルミのフレーム部分からも結露が発生しますので、両方に対策をすると効果的です。

これらの結露防止グッズは低コストで効果を実感したい人におすすめです。

ただし、カビが発生してしまうので長期間での使用は避けた方がよいでしょう。

シーズンに1回は取り替えて、使用することをおすすめします。


より強力な結露対策は窓リフォーム

結露は室内と外気の境目である窓ガラスに発生します。

ですので、窓部分の断熱対策をするだけでも、結露を改善することができます。

年数が経っている家でも、リフォームで内窓を設けて二重窓にしているのと、していないのとでは大きな違いがあります。

この窓を二重にするリフォームは、半日程度の短期間で施工が可能です。

さらに、他のリフォームと比べ低コストで実現でき、結露はもちろん、冷暖房の効きや防音効果も体感できるはずです。




具体的な結露対策の窓リフォームをご紹介します

そこで窓の結露対策を整理すると、まず、①壁を工事する ②壁を工事しない といった2つのポイントで分かれます。

ここでは窓を硝子とサッシとで分解して考えることが重要で、一言で「窓の結露」といっても、ガラスの結露なのか、サッシの結露なのか、それとも両方なのかということを確認することが大切です。

なぜなら、窓の結露対策にもガラスのみ交換する方法もあれば、サッシも交換する方法もあるからです。

①ガラスを交換する

サッシはそのままでガラスだけを交換する方法で結露対策が可能です。

この方法は、サッシを交換する面倒が省けることがメリットです。

使うガラスは「ペアガラス」というガラスを2重にした製品がメジャーです。

ガラスを2重にすることにより、ガラスとガラスの間に空気の層ができます。

空気はガラスよりも熱を伝えにくいので、部屋の中まで冷たい空気が届きにくくなり、部屋の中の暖かい空気は外へ逃げにくくなります。

さらに、真空・クリプトンガス・アルゴンガス・乾燥空気などのように、空気よりも熱を伝えにくい気体もあります。



②ガラス、サッシを両方交換する

次はガラスとサッシ両方を交換する方法です。

両方を交換すると言っても、壁を壊す必要はありません。

この方法は、サッシの結露を防止できることが最大のメリットです。

最近では樹脂のサッシが増えています。

樹脂は熱の伝わりやすさがアルミの約1000分の1と超強く、従来のアルミサッシよりも断熱性能がアップするからです。

最初にご説明したように、室内温度窓の温度の温度差を低くすることが結露対策には重要です。

窓ガラスだけでなく、サッシを交換し断熱性能を高めることによって、さらなる結露対策ができます。



【サッシの素材】

  1. 樹脂
  2. アルミ
  3. アルミ(室外側) + 樹脂(室内側)の複合型

の3パターンが一般的です。

「アルミ+樹脂」は「性能面では樹脂がいいけど、デザインはアルミが良い」というニーズに対して、外気に接するサッシ側を、アルミ素材にするといった対応が出来るパターンです。

このスタイルならば、機能性とデザイン性の両立が可能です。



③内窓をつける

最後にご紹介するのは、窓の内側にもう一つ窓をとりつける方法です。

この方法は、結露防止対策に加え、防音・防犯・断熱効果も期待できます。

マンションにお住まいの方でも、設置可能な場合が多い窓リフォームです。

さらにガラスを、Low-Eペアガラスに交換すれば、遮熱・断熱・結露防止効果もあります。




内窓へリフォームすると結露対策以外の効果も

内窓リフォームには、結露の防止以外に様々な効果があります。ここからは、その効果を深堀りしていきます。

冷暖房効率アップで光熱費の節約

まず、光熱費の節約が挙げられます。

内窓をつけると、断熱性が高まるため、冷房も暖房も費用を節約することができます

内窓メーカーLIXILの調査によると、各家庭の条件にもよりますが、年間16,670円も節約になるというデータもあります。



騒音問題対策にも!防音効果

2点目は防音効果です。

内窓には、窓が2枚あることで、音を遮断することができます。

内窓をつけると、外の音が遮断されるため、意外にも外の音がうるさかったことに改めて気付くようになります。

防音により、自宅での作業、リモートワークに集中でき、快適に過ごすことができるでしょう。



住まいを安全に~防犯性能向上

3点目は、防犯性アップです。

内窓があることで防犯性アップの効果も期待できます。

空き巣は窓ガラスを割っての侵入が多く、10分以内で侵入できるところを狙います。

内窓があれば2回窓ガラスを割る必要があり、さらにペアガラスなら窓を割るのがさらに困難になります。




そんな内窓リフォームですが、自治体にもよりますが、光熱費節約ができ省エネに貢献できるため、リフォームの際に助成金がもらえるケースがあります。

お住まいの地域により条件がありますので、ぜひ、リライズにご相談ください。





結露にお悩みの方に向けた窓回りのリフォームについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。


放っておくとカビの発生やサッシ周りの劣化にも繋がります。

室内の断熱性能をアップし、健康的に過ごせる室内にリフォームしましょう。

リライズは、横須賀市での施工実績が多数ございますので、窓リフォームの最適なご提案が可能です。

お気軽にご相談ください。


記事を書いた人 三村 高志 リライズの代表取締役

お客様に寄り添い、お客様が幸せになれる住宅リフォームの新しいカタチは実現可能だと私は信じています。
私にとって、お客様とのつながりは、リフォーム工事が終わったから終わりではありません。
むしろ、そこからが本当のお付き合いの始まりだと思っております。 だからこそ、これからも地域の人たちとのご縁を大切にして家族のようなお付き合いでお客様に貢献していきたいと思っています。
どんな小さな疑問にもお答えいたします、まずはお気軽にお問い合わせください。




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